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規則を必要としないパーシステンスタイプを構成する

パーシステンスを構成するには、 基本的な負荷分散の設定の説明に従って、まず負荷分散仮想サーバーをセットアップする必要があります。次に、仮想サーバーで永続性を構成します。

CLI を使用して仮想サーバーのパーシステンスを設定するには

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して永続性を設定し、構成を確認します。

set lb vserver <name> -PersistenceType <type> [-timeout <integer>]

show lb vserver
<!--NeedCopy-->

例:

set lb vserver Vserver-LB-1 -persistenceType SOURCEIP -timeout 60

show lb vserver
<!--NeedCopy-->

タイムアウトは、永続セッションが有効な期間です。タイムアウトのデフォルト値と最小値 (分単位) は、次の表に示すように、パーシステンスタイプによって異なります。

パーシステンスタイプ デフォルト値 最小値 最大値
Cookie インサート/グループクッキーインサート 2 0 1440
その他のパーシステンスタイプ 2 2 1440

  • Group Cookie 挿入パーシステンスタイプは、負荷分散グループに設定できます。
  • IP ベースのパーシステンスの場合は、PersistMask パラメーターを設定することもできます。
  • パーシステンスタイプはデフォルトで NONE に設定されています。

GUI を使用して仮想サーバーのパーシステンスを設定するには

  1. [ トラフィック管理 ] > [ 負荷分散 ] > [ 仮想サーバー] に移動し、仮想サーバーを開きます。
  2. [永続性] セクションで、要件を満たす永続性タイプを選択します。仮想サーバーに最適なパーシステンスタイプは、オプションボタンとして使用できます。特定の仮想サーバータイプに適用できる他のパーシステンスタイプは、「 その他 」リストから選択できます。

注: NetScalerリリース12.0ビルド56.20より前のバージョンでは、オプションボタンのない1つの持続性ドロップダウンリストですべての持続性タイプを使用できました。

規則を必要としないパーシステンスタイプを構成する