Application Delivery Management

SLA管理の設定

サービスレベルアグリーメント管理機能は、サーバー応答時間、ヒット数/秒、帯域幅の使用状況にわたるSLAをドメイン全体で管理するのに役立ちます。さまざまな違反に対してSLAを設定することで、NetScalerインフラストラクチャ全体で生成される多くのイベントを簡単に監視できます。

以下のSLA違反を設定できます。

  • サーバー応答時間
  • 帯域幅のSLA違反頻度
  • ヒット数のSLA違反頻度
  • 応答時間のSLA違反頻度

アプライアンスがSLA違反を検出するたびに、各SLA違反の通知を設定できます。通知タイプをメール、SMS、またはSyslogとして設定し、それぞれ配布リストを設定できます。

NetScalerインスタンスのSLA違反設定

  1. システム > 分析設定 > SLA管理 に移動します。

  2. 表示されたリストから、SLAを管理するアプライアンスのNetScaler® IPアドレスを選択します。

  3. 追加をクリックして、新しいSLAグループを追加し、それに違反定義を追加します。または、すでにSLAグループを追加している場合は、リストからSLAグループを選択できます。

  4. SLAグループフィールドに、新しいSLAグループの名前を入力します。

  5. 適切なチェックボックスを選択して、SLAモニターを有効または無効にします。

  6. 選択したオプションの適切な違反値を選択します。例: 最大サーバー応答時間 (ms)* = 22 ms。

  7. 通知タイプ間隔のリストから、通知タイプと通知間隔を適切に選択します。

  8. メール/SMS/Syslog配布リストメニューから、通知を送信する配布リストを選択できます。

  9. 作成をクリックして、SLAグループを作成し、NetScalerアプライアンスに追加します。

    SLAグループ

SLA管理の設定