ADC

DNS サフィックスの設定

名前解決時にCitrix ADCアプライアンスが非完全修飾ドメイン名を補完できるようにするDNSサフィックスを構成できます。たとえば、完全修飾されていないドメイン名 abc を解決するときに、DNS サフィックス example.com が設定されている場合、アプライアンスはドメイン名にサフィックスを追加します。次に、ドメイン名を解決します。この場合、abc.example.com が解決されます。DNS サフィックスが設定されていない場合、アプライアンスは非完全修飾ドメイン名にピリオドを追加し、ドメイン名を解決します。

DNS サフィックスの作成

DNSサフィックスには意味があり、Citrix ADCがエンドリゾルバーまたはフォワーダーとして構成されている場合にのみ有効です。最大 127 文字のサフィックスを指定できます。

注:

  • DNS サフィックスの順序は重要です。ADC アプライアンスは、設定されたサフィックスを順番に試し、サフィックスに対する応答が成功すると停止します。
  • 一度に 1 つのドメイン名のみが処理されます。応答が成功するまで、使用可能なすべてのサフィックスにドメイン名が付加されます。 例:ドメイン名がwwwで、 サフィックスがabc.comおよびabcの場合 。Citrix ADCアプライアンスは最初にwww.abc.comを試行し、それでも応答が成功しない場合、アプライアンスはwww.abcを試行します。www.abc.comの応答が成功した場合、アプライアンスは次のサフィックスを付けようとしません。
  • アプライアンスは、応答が成功するまで、すべてのサフィックスを追加順に使用します。

CLI を使用して DNS サフィックスを作成する

コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力して DNS サフィックスを作成し、構成を確認します。

-  add dns suffix <dnsSuffix>
-  show dns suffix <dnsSuffix>
<!--NeedCopy-->

例:

> add dns suffix example.com
 Done
> show dns suffix example.com
1)      Suffix: example.com
Done

<!--NeedCopy-->

NetScaler コマンドラインを使用してDNSサフィックスを削除するには、 rm dns suffix コマンドプロンプトでコマンドとDNSサフィックスの名前を入力します。

GUI を使用して DNS サフィックスを作成

[ トラフィック管理] > [DNS] > [DNS サフィックス ] に移動し、DNS サフィックスを作成します。

DNS サフィックスの設定

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